2018.12.23-24 The Last Sun 2018 優勝
2018年12月27日
◆前回までのあらすじ
2018.8.19 The Last Sun予選レガシー 4-3【グリクシスデルバー】
2018.9.16 The Last Sun予選レガシー 5-0-2 7位 【グリクシスデルバー】
2018.10.27 The Last Sun予選レガシー 4-3 【グリクシスデルバー】
2018.10.28 The Last Sun予選レガシー 2-3 【グリクシスデルバー】
2018.11.25 第12期レガシー神挑戦者決定戦 6-3 【グリクシスデルバー】
2018.11.30 GP静岡レガシー 3-5 【グリクシスデルバー】
2018.12.2 GP静岡サイドイベント 競技モダン 4-1 Top8 【鱗親和】
2018.12.16 第12期モダン神挑戦者決定戦 7-2 13位 【鱗親和】
Magic Online
Legacy Competitive League 5-0
【グリクシスデルバー】×2
【ANT】
Modern Competitive League 5-0
【鱗親和】×2
◆デッキ選択
モダン →【鱗親和】
・デッキパワーが頭一つ抜けて高い。たぶん認知度に見合っていない。個々が持つ面の制圧力と点の突破力、アーティファクトシナジーによる瞬発力と持久力。《古きものの活性》による安定性の担保。扱いに慣れるまで時間はかかるが使う価値は大いにある。
・直前の神挑戦者決定戦でも、あまり引きが強くなかったにも関わらず7-2とまずまずの結果。新興勢力の《孤光のフェニックス》系とも勝負できる手ごたえを感じた。
・新しいアーキタイプを回す時間が無かった。モダンは仮想的が多く、アーキタイプ毎の勝ち筋・負け筋を覚えるのに時間がかかる。
レガシー →【ANT】
・オールラウンダーデッキとされる【グリクシスデルバー】を長期的に使い続けるも結果が伴わない。
アーキタイプとしての入賞数の多さは、使用者の数に比例している面も少なくないのでは?
・【グリクシスデルバー】は相手のアーキタイプや自身の引きにゲームレンジが左右されがち。
多様なアーキタイプが様々な形の脅威を繰り出してくる現環境にはあまり適していないと判断。
より早く決着が着くデッキを選び、出来るだけローリスクでレガシーラウンドを駆け抜けたい。
・候補の内、【赤黒リアニメイト】は今期に入ってから大規模大会で目立つ結果を残しておらず、【ダークデプス】は短期間で作法を覚えるのが難しそう。
結果、長らくMagic Onlineのお供だった【ANT】を消去法で選択。
・【スニークショー】や【オムニテル】に比べてコンボパーツの代替性能が高く、楽しい。
◆リスト
モダン → https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/219689/show/
・対【ドレッジ】【集合した中隊】【青赤フェニックス】を意識して《墓堀りの檻》を2枚。《溶接の壺》《古きものの活性》のおかげで他のデッキよりも断然強く使える。
・《ウルザの後継、カーン》不採用。大振りなアクションは対コントロールで扱いづらいと判断し、《進化の飛躍》を増量する形に。
・テンプレート構築に比べ、キープ率改善のためにメインボードの緑マナカウントを《地平線の梢》1枚分多くした。活躍する場面が限定的な《ゲスの玉座》を代わりに減量。
・《活力の力線》未検討。環境が大きく偏らない限りは手札1枚分の活躍に見合うように感じられなかった。検討には時間もかかりそう。
レガシー → https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/219701/show/
・メインボードはGP静岡レガシー13位のリストがベース。無防備な序盤数ターンの守りを《目くらまし》に委ねる形に。
・《炎の中の過去》2枚目は有効な相手が限られていると感じたので、非
青系とのマッチアップで使いやすい《巣穴からの総出》に変更。
・サイドボードはよくある形で、対策カードの枚数を重ねるだけ勝率が上がる【奇跡】と《虚空の杯》系を意識。
◆戦績
・Day1
R1【ドレッジ】 ○ × ○
R2【人間】 ○ × ○
R3【トロン】 ○ × ○
R4【URウィザード】 ○ × ×
R5【デス&タックス】 ○ × ○
R6【デス&タックス】 ○ ○
R7【青赤デルバー】 ○ ○
R8【グリクシスコントロール】 ○ ○
7-1
・Day2
R9【親和】 ○ ○
R10【フェアリー】× ○ ○
R11【トロン】 ○ ○
R12【エスパーブレード】 ○ × ×
R13【青黒リアニメイト】 × ○ ×
R14【赤単プリズン】 ID
10-3-1 8位抜け
SE1 レガシー【奇跡】○ ○
SE2 モダン【ヴァラクート】○ × ○
SE3 レガシー【デス&タックス】○ ○ ○
優勝
◆トピックス
R1【ドレッジ】
G1、《電結の荒廃者》引けず土地3枚で詰まっていたところ、
《硬化した鱗》を引いただけで1vs20から大逆転。
場
《鋼の監視者》
《電結の働き手》カウンター4 ×2枚
《ゲスの玉座》
《オパールのモックス》
土地2枚
手札
《歩行バリスタ》
《硬化した鱗》
ライフ1
相手の場
《ナルコメーバ》×アンタップ2枚 タップ2枚
《秘蔵の縫合体》×タップ4枚
《恐血鬼》×タップ4枚
ライフ20
R2【人間】 ○ × ○
G3、マナフラッド気味だった盤面が《活性機構》+《鋼の監視者》で鉄壁の布陣に早変わり。
《溶接の壺》でテンポを守ると盤面有利が維持しやすくて勝利が早まる。
R3【トロン】 ○ × ○
G1、《精霊龍、ウギン》《ワームとぐろエンジン》の上から5ターン目《歩行バリスタ》で20点。
R4【URウィザード】 ○ × ×
G3、《オパールのモックス》を4枚引いてしまい、しかもマナの出し忘れで《電結の荒廃者》着地が1ターン遅れる致命的なミス。
相手が巧者でギリギリのダメージレースを押し負けてしまった。アドバンテージを失わずに牽制が可能な《俊敏な妨害術師》強し。
R5【デス&タックス】 ○ × ○
G1、相手の先手1ターン目平地セットを受けて返しに《巣穴からの総出》ストーム5。
負け筋が同枚数投入されているであろう《スレイベンの守護者、サリア》から《石鍛冶の神秘家》に変わるだけなのだが、後者は《殴打頭蓋》が回復を始める前に《苦悶の触手》に繋いで押し切れる可能性が残る。
《スレイベンの守護者、サリア》しか引かれておらず無事勝ち。
R6【デス&タックス】 ○ ○
G1、平地セットを見て先手2ターン目《巣穴からの総出》ストーム8。
G2、初手の《虐殺》を最後まで温存してラストターンに《スレイベンの守護者、サリア》《石鍛冶の神秘家》を吹き飛ばし、事前に《冥府の教示者》で複製していた《陰謀団の儀式》連打から《炎の中の過去》。
《剣を鍬に》で計算がズレないように《虐殺》をフラッシュバックで唱えて《殴打頭蓋》を処理。
手札に残って処理できなかった《巣穴からの総出》を《思考囲い》フラッシュバックで捨てて《冥府の教示者》をフラッシュバック、《苦悶の触手》ストーム14でフィニッシュ。
逆転劇を演じられるからANTは止められない。
R7【青赤デルバー】 ○ ○
G2、サイドボーディング後の《紅蓮光電の柱》だけ警戒。あまり深く考えず《蒸気の連鎖》を忍ばせておいたけど《突然の衰微》の方が普通に良さそう。
R8【グリクシスコントロール】 ○ ○
G1、相手に《コジレックの審問》《トーラックへの賛歌》と立て続けに唱えられ、次ターンに《瞬唱の魔道士》からの《トーラックへの賛歌》2回目が目に浮かんだので仕方なく前方確認無しでコンボ始動。
《渦まく知識》で《意志の力》を引かれず勝ち。
R9【親和】 ○ ○
G1、相手の使用デッキを知っていたので土地《森》1枚と《硬化した鱗》2枚《歩行バリスタ》《鋼の監視者》含む後手7枚キープ。
初めの2ターンの間は土地を引けず焦るも、《歩行バリスタ》2枚目とともに土地が駆けつけてきて瞬く間に盤面制圧。
R10【フェアリー】× ○ ○
G1、《ペンデルヘイヴン》で均衡を保っていたつもりだったダメージレースが崩壊。とても良いカードチョイス。
G2は手札破壊の直後に《活性機構》を引き込めたおかげでゲームが簡単になり勝ち。
R11【トロン】 ○ ○
G1、《解放された者、カーン》の横から《電結の荒廃者》カウンター19個。
R12【エスパーブレード】 ○ × ×
ビデオフィーチャー。
G2、長期戦を見越して《ライオンの瞳のダイアモンド》を《思考囲い》の餌にしたが、思いの他土地が伸びず相手のクロックも増えたために重い呪文の連打が間に合わなかった。
G3、初手の質が良くなかったので、1t目は《渦まく知識》を守るためにフェッチランドを消費してでも《強迫》から入って相手の《思考囲い》を狙うべきだった。
R13【青黒リアニメイト】 × ○ ×
G1、一方的にデッキバレしていたため、こちらが《汚染された三角州》に騙されて《強迫》を引き込んでるうちに《エメリアの盾、イオナ》が降臨。
G3後手で難しい初手をキープ。ジャッジにゲーム進行の催促を受けてオールインしたらマナが足りなかった。完全に集中力を欠いていた。
R14【赤単プリズン】 ID
デッキバレしていなかったのでゲームを申し込まれず命拾いした。
SE1 レガシー【奇跡】○ ○
G1、《冥府の教示者》で《思考囲い》を増やしたのは良い判断だった。その後これでもかと同種のカードを引き込んだのは面白かった。
SE2 モダン【ヴァラクート】○ × ○
G2、後手2ターン目で返しの《神々の憤怒》を警戒して《ゲスの玉座》を置いたが、単純に勝つまでのターン数が伸びるためあまり賢明ではなかった。
SE3 レガシー【デス&タックス】○ ○ ○
G1、1ターン目の《定業》で《沼》《むかつき》が捲れ、次のターンに唱えられないと下に送ったらその上から《暗黒の儀式》を引く始末。
しかし次のドローも《冥府の教示者》で大当たり。どんだけ引くねん。
G2、《巣穴からの総出》ストーム4。相手のリストが判明しており、ゴブリントークンに対する受けが広いことがわかっていたのであまり分の良い選択ではなかった。
G3、《むかつき》解決後の《思案》で捲れたカードの正体を気にしていた人が多かった。上から《霧深い雨林》《定業》《霧深い雨林》。
◆総括
・先手番が多くマリガンも少なく無理なマッチアップも無く、総じて運に恵まれた2日間だった。正直なところ、優勝まで思ったより高度な技術介入を要さなかった印象。勝てる日に勝つのが鉄則ということを実感。
・結果論だけど、【ANT】を使うことへの否定的な意見がたくさんあった中でもこれを選択出来たのが正解だったように思う。自分の経験と直感を信じられるレベルまで引き上げるのが大事。
・たくさんカバレージを書いてもらえて嬉しかった。自分のプレイを動画や記事に残してもらうことは活動の目的の一つなので、今回は大収穫だった。
インタビューのときは頭の中がまだ試合モードだったから、大して気の利いた事も言えなくて勿体無かった。
・カード捌きについてのコメントが滅茶苦茶多くて面白かった。
◆お礼
晴れる屋スタッフ並びに関係者の皆様、1日目終了後の夕食に快く同席させてくださり翌日もラウンド間に色々とお世話頂いた信心亭勢の皆様、TwitterハッシュタグやYoutubeチャット欄で応援と労いのコメントを寄せてくださった皆様、言わずもがなチームの皆(特に、今回出場していないにも関わらずわざわざ応援に駆けつけてくれた2人)、心からお礼を申し上げます。
2019年も良い一年となりますよう。
以上、ご要望・質問等あればコメントまで。
2018.8.19 The Last Sun予選レガシー 4-3【グリクシスデルバー】
2018.9.16 The Last Sun予選レガシー 5-0-2 7位 【グリクシスデルバー】
2018.10.27 The Last Sun予選レガシー 4-3 【グリクシスデルバー】
2018.10.28 The Last Sun予選レガシー 2-3 【グリクシスデルバー】
2018.11.25 第12期レガシー神挑戦者決定戦 6-3 【グリクシスデルバー】
2018.11.30 GP静岡レガシー 3-5 【グリクシスデルバー】
2018.12.2 GP静岡サイドイベント 競技モダン 4-1 Top8 【鱗親和】
2018.12.16 第12期モダン神挑戦者決定戦 7-2 13位 【鱗親和】
Magic Online
Legacy Competitive League 5-0
【グリクシスデルバー】×2
【ANT】
Modern Competitive League 5-0
【鱗親和】×2
◆デッキ選択
モダン →【鱗親和】
・デッキパワーが頭一つ抜けて高い。たぶん認知度に見合っていない。個々が持つ面の制圧力と点の突破力、アーティファクトシナジーによる瞬発力と持久力。《古きものの活性》による安定性の担保。扱いに慣れるまで時間はかかるが使う価値は大いにある。
・直前の神挑戦者決定戦でも、あまり引きが強くなかったにも関わらず7-2とまずまずの結果。新興勢力の《孤光のフェニックス》系とも勝負できる手ごたえを感じた。
・新しいアーキタイプを回す時間が無かった。モダンは仮想的が多く、アーキタイプ毎の勝ち筋・負け筋を覚えるのに時間がかかる。
レガシー →【ANT】
・オールラウンダーデッキとされる【グリクシスデルバー】を長期的に使い続けるも結果が伴わない。
アーキタイプとしての入賞数の多さは、使用者の数に比例している面も少なくないのでは?
・【グリクシスデルバー】は相手のアーキタイプや自身の引きにゲームレンジが左右されがち。
多様なアーキタイプが様々な形の脅威を繰り出してくる現環境にはあまり適していないと判断。
より早く決着が着くデッキを選び、出来るだけローリスクでレガシーラウンドを駆け抜けたい。
・候補の内、【赤黒リアニメイト】は今期に入ってから大規模大会で目立つ結果を残しておらず、【ダークデプス】は短期間で作法を覚えるのが難しそう。
結果、長らくMagic Onlineのお供だった【ANT】を消去法で選択。
・【スニークショー】や【オムニテル】に比べてコンボパーツの代替性能が高く、楽しい。
◆リスト
モダン → https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/219689/show/
・対【ドレッジ】【集合した中隊】【青赤フェニックス】を意識して《墓堀りの檻》を2枚。《溶接の壺》《古きものの活性》のおかげで他のデッキよりも断然強く使える。
・《ウルザの後継、カーン》不採用。大振りなアクションは対コントロールで扱いづらいと判断し、《進化の飛躍》を増量する形に。
・テンプレート構築に比べ、キープ率改善のためにメインボードの緑マナカウントを《地平線の梢》1枚分多くした。活躍する場面が限定的な《ゲスの玉座》を代わりに減量。
・《活力の力線》未検討。環境が大きく偏らない限りは手札1枚分の活躍に見合うように感じられなかった。検討には時間もかかりそう。
レガシー → https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/219701/show/
・メインボードはGP静岡レガシー13位のリストがベース。無防備な序盤数ターンの守りを《目くらまし》に委ねる形に。
・《炎の中の過去》2枚目は有効な相手が限られていると感じたので、非
青系とのマッチアップで使いやすい《巣穴からの総出》に変更。
・サイドボードはよくある形で、対策カードの枚数を重ねるだけ勝率が上がる【奇跡】と《虚空の杯》系を意識。
◆戦績
・Day1
R1【ドレッジ】 ○ × ○
R2【人間】 ○ × ○
R3【トロン】 ○ × ○
R4【URウィザード】 ○ × ×
R5【デス&タックス】 ○ × ○
R6【デス&タックス】 ○ ○
R7【青赤デルバー】 ○ ○
R8【グリクシスコントロール】 ○ ○
7-1
・Day2
R9【親和】 ○ ○
R10【フェアリー】× ○ ○
R11【トロン】 ○ ○
R12【エスパーブレード】 ○ × ×
R13【青黒リアニメイト】 × ○ ×
R14【赤単プリズン】 ID
10-3-1 8位抜け
SE1 レガシー【奇跡】○ ○
SE2 モダン【ヴァラクート】○ × ○
SE3 レガシー【デス&タックス】○ ○ ○
優勝
◆トピックス
R1【ドレッジ】
G1、《電結の荒廃者》引けず土地3枚で詰まっていたところ、
《硬化した鱗》を引いただけで1vs20から大逆転。
場
《鋼の監視者》
《電結の働き手》カウンター4 ×2枚
《ゲスの玉座》
《オパールのモックス》
土地2枚
手札
《歩行バリスタ》
《硬化した鱗》
ライフ1
相手の場
《ナルコメーバ》×アンタップ2枚 タップ2枚
《秘蔵の縫合体》×タップ4枚
《恐血鬼》×タップ4枚
ライフ20
R2【人間】 ○ × ○
G3、マナフラッド気味だった盤面が《活性機構》+《鋼の監視者》で鉄壁の布陣に早変わり。
《溶接の壺》でテンポを守ると盤面有利が維持しやすくて勝利が早まる。
R3【トロン】 ○ × ○
G1、《精霊龍、ウギン》《ワームとぐろエンジン》の上から5ターン目《歩行バリスタ》で20点。
R4【URウィザード】 ○ × ×
G3、《オパールのモックス》を4枚引いてしまい、しかもマナの出し忘れで《電結の荒廃者》着地が1ターン遅れる致命的なミス。
相手が巧者でギリギリのダメージレースを押し負けてしまった。アドバンテージを失わずに牽制が可能な《俊敏な妨害術師》強し。
R5【デス&タックス】 ○ × ○
G1、相手の先手1ターン目平地セットを受けて返しに《巣穴からの総出》ストーム5。
負け筋が同枚数投入されているであろう《スレイベンの守護者、サリア》から《石鍛冶の神秘家》に変わるだけなのだが、後者は《殴打頭蓋》が回復を始める前に《苦悶の触手》に繋いで押し切れる可能性が残る。
《スレイベンの守護者、サリア》しか引かれておらず無事勝ち。
R6【デス&タックス】 ○ ○
G1、平地セットを見て先手2ターン目《巣穴からの総出》ストーム8。
G2、初手の《虐殺》を最後まで温存してラストターンに《スレイベンの守護者、サリア》《石鍛冶の神秘家》を吹き飛ばし、事前に《冥府の教示者》で複製していた《陰謀団の儀式》連打から《炎の中の過去》。
《剣を鍬に》で計算がズレないように《虐殺》をフラッシュバックで唱えて《殴打頭蓋》を処理。
手札に残って処理できなかった《巣穴からの総出》を《思考囲い》フラッシュバックで捨てて《冥府の教示者》をフラッシュバック、《苦悶の触手》ストーム14でフィニッシュ。
逆転劇を演じられるからANTは止められない。
R7【青赤デルバー】 ○ ○
G2、サイドボーディング後の《紅蓮光電の柱》だけ警戒。あまり深く考えず《蒸気の連鎖》を忍ばせておいたけど《突然の衰微》の方が普通に良さそう。
R8【グリクシスコントロール】 ○ ○
G1、相手に《コジレックの審問》《トーラックへの賛歌》と立て続けに唱えられ、次ターンに《瞬唱の魔道士》からの《トーラックへの賛歌》2回目が目に浮かんだので仕方なく前方確認無しでコンボ始動。
《渦まく知識》で《意志の力》を引かれず勝ち。
R9【親和】 ○ ○
G1、相手の使用デッキを知っていたので土地《森》1枚と《硬化した鱗》2枚《歩行バリスタ》《鋼の監視者》含む後手7枚キープ。
初めの2ターンの間は土地を引けず焦るも、《歩行バリスタ》2枚目とともに土地が駆けつけてきて瞬く間に盤面制圧。
R10【フェアリー】× ○ ○
G1、《ペンデルヘイヴン》で均衡を保っていたつもりだったダメージレースが崩壊。とても良いカードチョイス。
G2は手札破壊の直後に《活性機構》を引き込めたおかげでゲームが簡単になり勝ち。
R11【トロン】 ○ ○
G1、《解放された者、カーン》の横から《電結の荒廃者》カウンター19個。
R12【エスパーブレード】 ○ × ×
ビデオフィーチャー。
G2、長期戦を見越して《ライオンの瞳のダイアモンド》を《思考囲い》の餌にしたが、思いの他土地が伸びず相手のクロックも増えたために重い呪文の連打が間に合わなかった。
G3、初手の質が良くなかったので、1t目は《渦まく知識》を守るためにフェッチランドを消費してでも《強迫》から入って相手の《思考囲い》を狙うべきだった。
R13【青黒リアニメイト】 × ○ ×
G1、一方的にデッキバレしていたため、こちらが《汚染された三角州》に騙されて《強迫》を引き込んでるうちに《エメリアの盾、イオナ》が降臨。
G3後手で難しい初手をキープ。ジャッジにゲーム進行の催促を受けてオールインしたらマナが足りなかった。完全に集中力を欠いていた。
R14【赤単プリズン】 ID
デッキバレしていなかったのでゲームを申し込まれず命拾いした。
SE1 レガシー【奇跡】○ ○
G1、《冥府の教示者》で《思考囲い》を増やしたのは良い判断だった。その後これでもかと同種のカードを引き込んだのは面白かった。
SE2 モダン【ヴァラクート】○ × ○
G2、後手2ターン目で返しの《神々の憤怒》を警戒して《ゲスの玉座》を置いたが、単純に勝つまでのターン数が伸びるためあまり賢明ではなかった。
SE3 レガシー【デス&タックス】○ ○ ○
G1、1ターン目の《定業》で《沼》《むかつき》が捲れ、次のターンに唱えられないと下に送ったらその上から《暗黒の儀式》を引く始末。
しかし次のドローも《冥府の教示者》で大当たり。どんだけ引くねん。
G2、《巣穴からの総出》ストーム4。相手のリストが判明しており、ゴブリントークンに対する受けが広いことがわかっていたのであまり分の良い選択ではなかった。
G3、《むかつき》解決後の《思案》で捲れたカードの正体を気にしていた人が多かった。上から《霧深い雨林》《定業》《霧深い雨林》。
◆総括
・先手番が多くマリガンも少なく無理なマッチアップも無く、総じて運に恵まれた2日間だった。正直なところ、優勝まで思ったより高度な技術介入を要さなかった印象。勝てる日に勝つのが鉄則ということを実感。
・結果論だけど、【ANT】を使うことへの否定的な意見がたくさんあった中でもこれを選択出来たのが正解だったように思う。自分の経験と直感を信じられるレベルまで引き上げるのが大事。
・たくさんカバレージを書いてもらえて嬉しかった。自分のプレイを動画や記事に残してもらうことは活動の目的の一つなので、今回は大収穫だった。
インタビューのときは頭の中がまだ試合モードだったから、大して気の利いた事も言えなくて勿体無かった。
・カード捌きについてのコメントが滅茶苦茶多くて面白かった。
◆お礼
晴れる屋スタッフ並びに関係者の皆様、1日目終了後の夕食に快く同席させてくださり翌日もラウンド間に色々とお世話頂いた信心亭勢の皆様、TwitterハッシュタグやYoutubeチャット欄で応援と労いのコメントを寄せてくださった皆様、言わずもがなチームの皆(特に、今回出場していないにも関わらずわざわざ応援に駆けつけてくれた2人)、心からお礼を申し上げます。
2019年も良い一年となりますよう。
以上、ご要望・質問等あればコメントまで。
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